まずは1台目
ヤマハ SEROW(セロー)225
ヤマハが誇る伝統のオフロードバイク、セロー225である。
なんてたってこのセロー、1985年の発売から熟成を重ね20年以上も生産、販売が続けられていたベストセラーモデルなのです。
GOODポイント
・良好な足つき性
・かなり頑丈で壊れない信頼のあるエンジン
・ベテランからビギナーまで幅広く乗れる
・オフロードバイクながら燃料タンクが大きい10L(一部モデル除く)
・燃費がいい(ツーリングだとリッター30㎞はコンスタントに超えるらしい)
・玉数が多い
BADポイント
・中古車の割に高い!(人気があるから)
・ガンガン山を走ってたモデルに当たることがある
・高速域がしんどい
・後述のセロー250の存在
2台目
ヤマハ SEROW(セロー)250
2006年にヤマハはセローの大幅なモデルチェンジを敢行しました。
エンジンを225ccから250ccにボアアップ、ギアボックスの5段化(セロー225は6速)
先代のセローほどガンガン山を走るタイプではなくなりましたが、排気量のUPで高速走行に余裕が生まれたそうな。
そして、2007年からはキャブレターからFIに仕様変更。
カタログスペックは低下しましたが、FI故の抜群の始動性と日常域のトルク感UP、実用燃費向上を達成。
GOODポイント
・良好な足つき性、抜群の信頼性は先代から継承
・デザインがカッコよくなった
・FIの信頼性(冬でも快適な一発始動、チョークを引かなくてもいい、キャブの調整要らず)
・排気量UPで高速走行が少し快適?になった
・燃費がいい(ツーリングだと40km超えを達成したユーザがいる)
BADポイント
・新車で購入しなければならない
・中古モデルもさほど安くない→じゃ新車買おうという流れが出来てしまう→お金あらへんがな
3台目
ヤマハ TT250R Raid(レイド)
続いてもヤマハ、TT250Rにビックタンク、大型ヘッドライトを搭載し、オフロードツアラー色を強めたモデルです。
セローが225ccの時代に販売されていたので、ベースのTT250Rはよりトライヤル向き?だったってことかな。
GOODポイント
・16L燃料タンクで400km無給油が狙える
・セローよりは重いが、オフロードバイクらしく軽快に走れる
・250ccDOHC単気筒で30PSのパワー
BADポイント
・マイナーモデル故に玉数が無い
・近くに販売しているショップが無い
・現存モデルは状態の悪いものが多い
4台目
ススキ DJBEL250(ジェベル)
スズキのオフロードバイクのジェベル250、200ccモデルもあったが250ccにボアアップしたタイプです。
こいつで結構な長距離を走りまわってる人もいるそうで、ツアラーに使えるかな?
GOODポイント
・燃料タンクはTT250R Raidを上回る17Lを誇る
・大型ヘッドライト
・ナックルガードにブレースバーがついてくるので、転倒の際バイク損傷が少ない(←クラッチレバーが折れたらお手上げですからね
・TT250R Raidと同じく250ccDOHC単気筒30PS
BADポイント
・3~4万キロでエンジンが壊れるとの噂…
・近くに置いてる店が無い
・セロー250の方がデザイン的に好み
5台目
カワサキ スーパーシェルパ
ヤマハのセロー、スズキのジェベルと来たらカワサキのスーパーシェルパは絶対に避けて通れない。
ライバルのセローと違いDOHCエンジンを採用し、高速道路も難なく走るそうな。(セローは速度が上がるとエンジンが悲鳴を上げる、まぁSOHCですから)
GOODポイント
・カワサキであること←おいおい
・DOHCエンジンで高速道路OK(セローと比較してね)
・近くに扱ってる店があること
BADポイント
・デザインが…やっぱセローの方がカッコイイ
・燃料タンクが9Lでちょっと小さい(セローは9.6L燃費がいいオフ車はちょっとの差が航続距離に大きく影響します)
・中古でもちょっと高い(セローほどでもない)
・古いモデルは信頼性に難が…(昔のカワサキは本当に男のカワサキですから)
・キャブレター仕様(やはりセロー250の存在が大きい
てな感じです。
オフロードバイクの候補たちは、やはりセロー250が最も評価が高いです。
まぁさすがのヤマハ、デザインもいいし、信頼性も高い、FIの魅力は測り知れません。
ですけど、高いんですよねぇ。中古で買うなら新車で買っちゃえと思ってしまう値段でしか売ってないので。
このシリーズ、後2回ぐらい続きますので、お楽しみに(笑)
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