しかしまぁ、休日の雨というものは辛いですね。
残念ながら自転車には屋根がないので、雨には滅法弱いです。
まぁ走れないことはないですが、快適に走れない雨中走行は大嫌いですし、自転車にも悪い。
今日の播州の天気は午後から雨という予報でした。
しかし朝起きてベランダから空模様を眺めていましたが、雨が降るとは到底思えない感じ。
こちらに移り住んでもう間もなく2カ月だが、いまだに天気がなかなか読めない。
20年住んだ奈良違い、播州の天気もまたそれなりに興味深いということが今日わかりましたよ。
自分が住んでいる地域には基本的に高い山が存在しないので、山で天気を読むという奈良で使えた芸当は使えない。
じゃどうやって天気を読むかというと…
ずばり風です。
朝ベランダに出た際、発作的に何かがおかしいと感じました。
風向きと風の温度が明らかにおかしいのです。
強い東風と、冷気を伴った空気…これは局地的大雨の兆候ありですね。
これぐらいの予想ぐらいまぁ誰でも出来ますよね。積乱雲の成長を促すこの風…
予報では播州西部から雨が降り出すとのことだったので、位置関係上、昼間前半までは勝負できると考え、昼食後自転車にまたがりました。
ここ数日暑い日が続いていたので、今日の冷たい東風は非常に気持ちが良かった。
反面、いつ雨が降るかという不安な気持ちもありましたが。
行先は比較的近場の平荘湖へ。
サイトのUP用写真の撮影も兼ねて行ってきました。
どうも播州の天気は特殊で、奈良と同じく局地的豪雨を伴うことがあるようです。
基本的に奈良(盆地内)の局地的豪雨は、金剛、葛城山系で発生した積乱雲が、五條から北東へ流れてくるという感じで起こりますが、ここは雲の流れ方が非常に面白い。
雨雲レーダをよく見るようになって以降、兵庫の雨雲の動きにを自然と知っていたので、予想は出来てました。
恐らく、宍粟市、養父市あたりで発生した積乱雲が徐々に、姫路、加古川方面に南下してくるであろうと。
予想的中、平荘湖の周遊道路をのんびり流していると北側の雲行きが怪しい。
まぁ恐怖を覚えるほどの黒さではなかったが、そろそろ撤退の時期であろう。
そろそろ撤退と思って走っていると、犬の散歩をしている老婆に声を掛けられた。
声をかけられるなんて珍しいので、あれやこれやと話し込んでしまった。
それにしても年齢の割にお元気な方でした、90歳だそうです。もう雨が降るのでお戻りになった方がいいですよ、ということでお別れしたのですが、また会いましょうという感じで握手をしてお互い帰路に就いた。
自転車に本格的に乗り始めて早5年、数万キロを走破して初めてのことでしたね。
まぁ近くなので、これからもお会いできるでしょう。
お婆さんが覚えてらっしゃるかどうかは、その時にならないとわかりませんが。
それからは雨雲から逃げるように加古川CRをぶっ飛ばして部屋に帰りついたのでした。
D=31.42km/h Avs=22.3km/h (写真撮影で伸びてないですね)
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